平成24年第3回定例会(9月議会) 早川たかとし一般質問(議事録抜粋)

 

早川喬俊議員 議長のお許しをいただきましたので、通告順に従いまして一般質問をさせていただきます。
 今回は、大項目としては1点、文化財を活用したまちづくりについて順にお伺いいたします。
 豊かな自然環境に恵まれた本市には、長い歴史の中で守り伝えられてきた貴重な文化財が数多く残されています。
 現在、国指定重要文化財14件、県指定重要文化財32件、市指定重要文化財210件の合計256件と登録有形文化財7件があります。こうした文化財は国民共有の財産であり、地域社会の文化、歴史を理解する上で欠くことのできない資料として各地域で大切に守り伝えられてきたものであります。こうした文化財は、ただ保存を図るだけでなく、積極的な活用を図ることが重要と考えます。
 まずは文化財の現状について伺います。

◎田口真彦教育部長 私たちの身の回りには、地域の歴史、伝統、文化を今に伝える地域遺産があり、文化財とか歴史的文化遺産と呼ばれておりますが、文化財保護法あるいは県、市の条例に基づき貴重なものとして指定や登録を受けた物件が指定文化財、登録有形文化財でございます。
 ただいまの御質問の中にもありましたように、現在、市内の文化財の数は国指定重要文化財は14件、県指定重要文化財は32件、市指定重要文化財は210件、登録有形文化財は7件を数えております。合併を経てその数は倍増しておりますが、近年では旧市町の指定内容のバランス等を考慮しながら天然記念物の新規の市の指定を行い、文化財の保護に努めているところでございます。
 以上でございます。

◆早川喬俊議員 次に、こうした文化財の保護、保存に関する助成制度等の概要について伺います。

◎田口真彦教育部長 指定文化財への助成制度は、例えば、所有者が文化財の修理等を行う場合、国、県、市それぞれの補助金交付要綱に基づき補助金を受けることができますが、反面、文化財に指定されると制約が伴い、修理等の現状変更が勝手にできず、文化財の保存に適した修理等を行う必要が生じます。一方、近代の建造物の保護に始まった文化財の登録制度は緩やかな文化財保護制度であり、修理等の現状変更の制約が少ないかわりに補助メニューは限られております。
 こうした指定文化財、登録文化財は、活用のための公有化や史跡整備が行われているものを除いて所有者管理が原則であるため、所有者は文化財の保護、保存に対して責任を負うことになりますが、これら文化財は一定の評価を受けたものとして取り扱われるため、公的機関が作成しますパンフレットや図録に掲載されたり、文化財説明板の設置の対象となるなどのメリットもございます。
 以上でございます。

◆早川喬俊議員 次に、文化財の保護制度を通じて郷土の歴史や伝統、文化を具体的にどのように守っているのか伺います。

◎田口真彦教育部長 一口に文化財と言いましても、建造物や仏像、古文書等の有形文化財、赤坂の舞台に代表される有形民俗文化財、祭礼行事や伝統芸能などの無形民俗文化財、三河国分寺跡のような史跡、御油の松並木のような天然記念物などのさまざまなジャンルがあり、保存のあり方もそれぞれで異なります。
 有形文化財については、修理、保存や収蔵施設の整備等に関し助成制度があるほか、桜ヶ丘ミュージアム等の公的施設で指定文化財の寄託を受け、保存、公開を図ることがございます。また、無形民俗文化財の場合、後継者育成のための助成や映像記録の保存、伝統芸能の公演などを行うことがあります。このほか、史跡の場合、公有化し、史跡公園として整備、活用したり、御油の松並木の保護については、保存団体等による樹勢回復作業に専門家を派遣しましてアドバイスが受けられるようにしているほか、保存管理計画を策定し、保護、保存に努めるケースもございます。
 以上でございます。

◆早川喬俊議員 次に、こうして保護、保存が図られている文化財の活用に向けて、まずは文化財の公開が現状でどのように図られているのか、伺います。

◎田口真彦教育部長 文化財の公開の方法もジャンルによって異なります。
 まず、建造物や史跡、名所、天然記念物などは常時公開されているものが多いと言えますが、建造物以外の有形文化財の場合、ふだんは見学することができないものも多くあります。このため、桜ヶ丘ミュージアムの企画展などで文化財の展示、公開が行われることがあり、一昨年の秋には合併後の新市の文化財を紹介する新・豊川市の文化財展と題しました企画展が開催されました。
 また、祭礼行事等の無形民俗文化財は、公開されていても地域住民以外は目にする機会が少ないため、県の民俗芸能大会に出演したり、豊川市でも合併を機に伝統芸能交流事業を開催いたしまして、無形民俗文化財の公開を通じ、後継者育成や保存団体の交流促進に努めているところでございます。
 以上でございます。

◆早川喬俊議員 さきの質問で、文化財の公開がさまざまな形で行われていることは承知いたしました。
 次に、文化財の活用がどのように行われているのか、まずは学校教育の面での活用について伺います。

◎田口真彦教育部長 指定の有無にかかわらず地域の歴史や伝統、文化に関する学習は、各小、中学校において総合学習の中で取り上げられることが多く、一宮南部小学校における歌舞伎クラブや三蔵子小学校における長草万歳のように地域の伝統芸能をクラブ活動の中で実践しているケースや地域の伝統行事である市田町の火祭りや八幡町の躍山堺おどりなどに地元の小、中学生が参加するケースもあります。
 また、市内の全小学校の6年生が三河国分尼寺跡史跡公園の見学授業を通じて奈良時代の歴史学習に役立てているほか、御油小学校の6年生は平成21年度から毎年、卒業プロジェクトの一環として御油松並木愛護会のメンバーとともに松の苗の植樹作業に従事するなど、学校教育における文化財の活用は、子供たちのふるさと意識の醸成に一役買っているものでございます。
 以上でございます。

◆早川喬俊議員 先ほどの答弁にもございましたが、私の地元であります市田町の火祭りや八幡町の躍山堺おどりについて、先週ですけど、市田町の火祭りの準備といたしまして、中部中学校の校長先生、また、八南小学校の校長先生、児童生徒、また先生が一緒になって準備を進めていただいております。市田町の火祭りも、明日、開催されるわけでございますが、本当に、指定されていないものの、しっかりと地域の方が守っている部分もございますので、そちらの方も、これからもできるだけ支援をお願いしたいと思います。
 次に、文化財は観光資源としても重要な資産であると考えますが、文化財が観光振興の中でどのように活用されているのか、伺います。

◎田口真彦教育部長 市内の主要な社寺、仏閣や祭礼、史跡、名所、天然記念物などは、豊川市観光協会等により観光資源として積極的なPRがなされており、豊川稲荷や三河国分尼寺跡史跡公園のボランティアガイドのほか、最近では御油の松並木や市内の東海道を案内するボランティアガイドなどが常設されております。
 観光資源としての文化財の活用は、周遊性や目的に応じたメニュー設定において、まだ開発の余地があると思われますが、三河国分尼寺跡周辺の三河天平の里を始め豊川地区、牛久保地区、小坂井地区、一宮地区などでは、鉄道会社の主催するウォーキングコースにもよく取り上げられており、今後も文化財を核とした地域の魅力が観光資源としてさまざまな形で活用されるよう、その基盤整備を図っていく必要があると考えております。
 以上でございます。

◆早川喬俊議員 これまでの質問で、本市の地域遺産の保存と活用に関する取り組みの概要は理解いたしました。
 助成制度について豊川市文化財保護条例第10条には、予算の範囲内で補助金を交付することができる、また、第14条第3項、第21条第2項、第22条第2項、第28条第2項には、予算の範囲内で補助することができるとあります。文化財を後世に残していくためにも、しっかりと補助を充実していってほしいと思います。
 次に、大正11年に国の指定を受けた豊川市を代表する史跡である三河国分寺跡の保存と活用について、その進捗状況、内容等について伺います。
 まず初めに、平成20年度に策定された史跡三河国分寺跡整備基本構想に示されている事業化に向けたタイムスケジュールの進捗状況について伺います。

◎田口真彦教育部長 史跡三河国分寺跡整備基本構想の中では、国の史跡指定100周年となる平成34年を当面の保存整備事業完了の目安といたしております。そのため、平成30年度までに公有化を完了する予定としており、平成23年度末の指定史跡の公有化率は68.7%に達しております。また、この基本構想に掲げられた暫定整備は、予定どおり平成23年度に実施済みで、平成27年度からは整備に向けた発掘調査を実施し、平成30年度に整備基本計画を策定し、平成31年度以降に保存整備工事に着手する計画となっております。
 以上でございます。

◆早川喬俊議員 次に、公有化の具体的な進捗状況や公有化に伴う現国分寺の取り扱いについて伺います。

◎田口真彦教育部長 三河国分寺跡の公有化事業は、地権者や地元関係者の御理解を得る中で、昭和60年度から国庫補助事業として実施しております。平成22年度からは現国分寺所有地の土地買い上げに取りかかり、平成24年度は地元の集会施設である八幡公民館の移転を伴う寺有地の買い上げを実施し、平成25年度には本堂跡などの主要遺構のある現国分寺の境内地の土地買い上げにも取りかかる予定となっております。
 なお、現国分寺の取り扱いにつきましては、史跡三河国分寺跡整備基本構想策定後に、現国分寺関係者の意向を踏まえまして、文化庁や愛知県教育委員会と協議を行った結果、重要遺構を外すということを前提に、指定地内の東側寺有地に本堂、庫裏等を新築移転することで調整が図られております。よって、三河国分寺跡の整備については、指定地内に現国分寺の新境内地を残し、その景観と調和を図りながら史跡公園化を図ることとなり、現国分寺の新境内地を除いた整備予定地の公有化を計画どおり平成30年度までに終える予定でございます。
 以上でございます。

◆早川喬俊議員 平成23年度に暫定整備を行ったということですが、どのような内容でどういった活用が見込まれるのかを伺います。

◎田口真彦教育部長 暫定整備につきましては、平成23年度に塔跡などの主要遺構の仮設説明板を5基、指定地内の仮設案内標識を9カ所設置し、南面の築地塀基礎部分の遺構表示のため、延長50メートルにわたって盛り土を行いました。また、国庫補助事業として、三河天平の里資料館でよみがえる古代三河国の歴史舞台と題した企画展を2月半ばから3月までの期間で開催をいたしました。あわせまして、講演会や講座を開催するとともに三河国分寺跡の史跡案内パンフレットも作成いたしました。
 現地の仮設説明板の設置は、これまで説明板が1カ所しかなかったため、史跡への来訪者に好評であり、また、ボランティアガイドによる三河国分寺跡の案内の際にも、仮設説明板や史跡案内パンフレットが有効活用されております。また、盛り土表示にした築地塀跡は、今後、花壇としても活用し、本格的な整備が始まるまでの景観整備に努めていきたいと考えております。
 以上でございます。

◆早川喬俊議員 三河国分寺跡の暫定整備によって史跡内の仮設説明板は整備されたようですが、私も、何度も足を運んで現地を見ております。公有化が進むにつれて草が生い茂って、集落が寂れた暗い印象が伺えます。今後は花壇としての活用もしていくようですので、植栽整備を進めるとともに、暫定整備計画にもありますが、多目的広場とし、史跡の総合案内板等を対象地の適所に整備を進めていただきたいと思います。
 また、史跡三河国分寺跡整備基本構想にも載っていますが、具体案について、塔を実物大で復元するという意見がございました。やはり、この三河国分寺跡をしっかりと観光ができる、魅力を高めるすばらしい施設としていただくために、ぜひ、塔の実物大の復元の方の検討をお願いしたいと思います。また、三河国分尼寺跡の方も、今、オープンされておりますが、自動車で来場する方も多く見られます。交通アクセスや周辺地域住民の歩行者の交通安全対策として、上宿樽井線の全線開通を視野に入れた交通アクセスや駐車場の位置の検討もあわせてお願いをしたいと思います。
 さて、こうした文化財の活用の視点で、天然記念物でもあります御油の松並木など、周辺の地域遺産とのネットワーク化をどのように進めていく予定であるのか、伺います。

◎田口真彦教育部長 地域遺産のネットワーク化については、豊川市サイン整備計画に基づき平成23年度から文化財ネットワーク事業として、文化財説明板や歩行者系の標柱型サインの整備等を順次進めております。三河国分寺跡周辺には三河国分尼寺跡や八幡宮のほか、船山第1号墳や三河国府跡、野口城跡、伊知多神社、赤塚山古窯跡などの地域遺産が点在をしており、現在、国府駅から三河国分尼寺跡への歩行者系のルート整備を優先的に実施しております。
 また、国府駅西側の御油の松並木や御油宿、赤坂宿方面では、来年度以降、歩行者系のルート整備を進める予定であり、文化財めぐりやウォークラリーの開催、あるいは今年度編集作業に着手いたしました新版豊川の歴史散歩の発刊後の活用を通じて、これら文化財のネットワーク化を進展させることが必要であると考えております。
 以上でございます。

◆早川喬俊議員 文化財を活用したまちづくりを進めていただくためには、文化財ネットワーク事業における説明板や案内標識設置等の基盤整備事業とあわせて、文化財めぐりのようなソフト事業の充実を図ることも重要と考えます。また、案内看板にQRコードを入れるなどして、そのQRコードを携帯端末で読み込むとウェブサイトに飛んで説明を見ることができるなど、インターネットを活用したものも必要かと思いますので、ぜひ検討をお願いしたいと思います。
 さらに、本市は、来年、市制施行70周年を迎え、本市の市域の一体化に向けた取り組みも必要かと思います。
 そこで、先ほどの答弁にもあった新版豊川の歴史散歩作成事業について、その内容と活用方法を伺います。

◎田口真彦教育部長 平成5年に市制施行50周年を記念しまして豊川の歴史散歩を発刊して以来、既に20年近くが経過をいたしました。旧宝飯郡4町との合併や新編豊川市史の全巻完結を踏まえ、新市の歴史や文化財を市民にわかりやすく説明しましたガイドブック的な冊子を新たに刊行する必要が生じてきたことから、本年7月に新版豊川の歴史散歩編集委員会を組織して、現在事業を進めております。冊子は、豊川の歴史散歩や旧町の同様な冊子の内容をベースに編集し直し、新編豊川市史や旧町の市史編さん等に携わった専門家6名から成る編集委員会に、全体の構成や冊子に掲載する項目の選別、記述内容等について御審議をいただいた上で、市制施行70周年に当たる来年度に新版豊川の歴史散歩として刊行する予定でおります。
 従来の豊川の歴史散歩同様、市民が活用しやすいようエリアごとの地図を掲載したハンドブックとして作成する予定であり、文化財の見学等の際に有効活用が図られるとともに、市民が身近にある地域の遺産を再発見し、地域のアイデンティティの形成や新市の一体感の醸成に寄与するものと期待をされております。
 以上でございます。

◆早川喬俊議員 新版豊川の歴史散歩に期待をして、私の一般質問を終わります。

平成24年 経済文教委員会(9月) − 0914日−01

◆早川喬俊委員 
 3点お聞きいたします。
 報告書の19ページ、B生涯学習の推進のアで、とよかわオープンカレッジを支援することにより、市民の学習要求にこたえた学習機会の拡大を図り、169講座、2,056名の受講があったとありますが、受講者数の推移及び今後の見通しについてお伺いいたします。

◎前田清彦生涯学習課長 
 市民参加型の生涯学習システムとしまして、行政の支援により平成21年度に開設いたしましたとよかわオープンカレッジは、市民の学習要求にこたえた学習機会の拡大を図るため、新たな講師の募集と多種多様な講座の開設に努めておりまして、始まりました当初の平成21年度は後期講座のみ17講座、211名の受講生でございましたが、平成22年度は109講座、1,283名の受講生、そして、昨年度、平成23年度は169講座、2,056名の受講生と、この3年間で飛躍的に拡大しております。平成24年度からは、市の中心部に新たに整備いたしましたプリオ生涯学習会館が講座の主会場となっております。この前期だけで89講座、1,155名の受講生と、さらに拡大を続けております。
 ただし、新たな講師の発掘にも、やはり、今後限界も出てくるかと思います。また、一定の講座数に達した段階で、講座数、受講生、ともに横ばいに推移していくのではないかと想定されますが、それに伴って、そういった受講生のサークル化といったものも進んでいくのではないかと、そのように予想されます。
 以上でございます。

◆早川喬俊委員 
 次に、報告書の26ページ、(3)今後の課題と取組みのCスポーツ環境・施設の整備のアにあるように、2年継続で整備した陸上競技場が完成したわけですが、現在の活用状況について伺います。

◎中村幸夫市民体育課長 
 陸上競技場につきましては、昨年度、走路改修工事、判定塔、記録室等の新設工事を終えまして、第3種公認の全天候型陸上競技場として完成し、3月18日には竣工記念式典及び記念イベントを実施いたしました。今後は、この陸上競技場の特徴を生かした陸上競技大会や長距離記録会等が各種開催されるほか、多くの市民の方々が参加する市民体育大会、シティマラソンの会場としても活用されることとなります。また、去る6月3日には、陸上競技場竣工記念イベントとして開催した豊川リレーマラソン、フルマラソンの42.195キロメートルを仲間とたすきをつなぐイベントでございますけども、市内外から277チーム、2,118人が参加して盛大に開催されております。
 なお、今後の陸上競技の大会の予定といたしましては、9月22日に駅伝強化第2回豊川長距離競技会、1026日、27日には東海学生陸上競技秋季選手権大会、いわゆる東海インカレというものですが、これが開催されます。
 これまでに御来場いただきました市民の皆様からは、新しくなりました陸上競技場に対する感激の声が多く聞かれます。今後とも、市民スポーツの拠点の一つとして、多方面に活用してまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。

◆早川喬俊委員 
 報告書の32ページ、(2)学校施設の整備のAの評価の中で、今後も外壁や屋内運動場の改修、老朽化した遊具の修繕などを迅速に推進していく必要があるとありますが、まず初めに、遊具の修繕状況について伺います。

◎山嵜博充教委庶務課長 
 小学校の遊具の修繕では、児童数や遊具の数をもとにしまして、1校当たり平均30万円の予算を配当しております。学校では、遊具の定期点検の結果などから修繕を行っているところでございます。また、この学校配当予算では修繕が難しい、老朽化が進んでしまった遊具につきましては、庶務課で新たな遊具に更新するなどして対応しております。これまでに新たな遊具に更新しました学校につきましては、平成20年度に行いました桜木小学校を始め、平成23年度までに15校ございます。
 以上でございます。

◆早川喬俊委員 
 状況についてはわかりました。
 今後の計画についてどう考えているのか、お伺いいたします。

◎山嵜博充教委庶務課長 
 今後も、通常の学校配当予算とは別枠で、老朽化しました遊具の更新のために予算の確保に努めまして、定期点検の結果とか傷みの状態などを見ながら、既設の遊具を撤去しまして新たな遊具に更新するなど、その安全性を高め、児童が安心して利用できるよう、計画的に進めていきたいと考えております。
 以上でございます。

平成24年 決算特別委員会(9月) − 0919日−02

◆早川喬俊委員 
 決算説明書75ページ、2款1項8目、911細目政策研究活動費の内容について伺います。

◎鈴木信弘企画政策課長 
 市街地整備研究会を始め三つの政策研究グループ活動に対して助成をいたしました。
 それぞれの研究会の活動内容を申し上げますと、市街地整備研究会は、市街化区域における面的な整備に備えて仮の用途地域として設定した、いわゆる暫定用途地域となっている6地区に着目し、その課題と対応を研究いたしました。
 豊川エコポイント研究会は、市民の自発的な環境に配慮した活動を促進するための一つとして、活動を誘発するためのエコポイント制度について研究をいたしました。
 三つ目でございますが、全国発信「とよかわ」打ち上げ隊は、本市の魅力を高め、戦略的に情報発信するための豊川市シティセールス戦略プランの策定を目指し、その方向性や具体的取り組みについて研究をいたしました。
 以上でございます。

◆早川喬俊委員 
 それぞれの研究活動の内容や提言について、その後の動きがあれば伺います。

◎鈴木信弘企画政策課長 
 市街地整備研究会では、今後の市街地整備に向けて地区計画などのソフト事業と道路事業や下水道事業などのハード事業の連携を高め、組織横断的な連携による研究、検討が必要であることなどが提言されました。この活動がベースとなりまして自主研究グループが立ち上がり、継続して活動を展開しております。
 二つ目の豊川エコポイント研究会でございますが、幅広い年齢層の参加を可能とするために多様な機会を提供すること、ポイントと交換できる付加価値の魅力を高めること、民間企業等との連携を図ることが必要であるというようなことを研究成果として挙げております。
 三つ目の全国発信「とよかわ」打ち上げ隊は、わがまちの魅力をいっぱい発信する、わがまちを好きになってもらう、わがまちの魅力を感じてもらえるように工夫するといった三つの基本方針に基づくプランの素案を取りまとめました。この素案をもとに豊川市シティセースル戦略プランを策定したところでございます。
 以上でございます。

平成24年 決算特別委員会(9月) − 0920日−03

◆早川喬俊委員 
 決算説明書217ページ、7款1項3目、120細目B級グルメ・食の観光資源活用事業費のうち、会場周辺地区安全対策工事費及び会場周辺地区安全対策工事負担金の事業内容について伺います。

◎鈴木高商工観光課長 
 この両事業は、昨年に開催されました中日本・東海B−1グランプリin豊川において、会場の最寄り駅である名鉄諏訪町駅に乗降する来場者の安全を確保するため、既存の改札口に加え、仮設による改札口を2カ所設置いたしました。
 会場周辺地区安全対策工事費では仮通路の設置、撤去を、工事負担金については駅の壁を抜くなどの駅舎内の工事を名古屋鉄道株式会社に委託し、執行いたしました。
 以上です。

◆早川喬俊委員 
 この二つの事業を行うことになった経緯について伺います。

◎鈴木高商工観光課長 
 名古屋鉄道株式会社と交通協議を行う中、諏訪町駅はホームの幅が狭く、また、改札口が上下2カ所の状況から、多くの乗降客が錯綜した場合のホーム転落の危険性や乗降に時間を要すると、特に豊川稲荷方面の場合、県道豊橋豊川線にある踏切の遮断時間が長くなってしまい、交通渋滞を招くおそれがあることから、この懸案を解消すべく、安全対策として事業を実施しました。
 以上でございます。

◆早川喬俊委員 
 この事業の効果と来年のB−1グランプリに向けた会場周辺地区の安全対策についてどのように考えているのか伺います。

◎鈴木高商工観光課長 
 大会当日には大きな混乱もなく、また、事故もなかったことが成果と考えております。
 来年のB−1グランプリでは来場者数がさらにふえることになりますが、中日本・東海B−1グランプリin豊川の経験を踏まえ、交通関係事業者との綿密な交通計画の策定、実施をすることにより、安全で安心して来場していただける環境整備に努めたいと考えております。
 以上です。

平成24年 決算特別委員会(9月) − 0921日−04

◆早川喬俊委員 
 決算説明書251ページ、9款1項1目、010細目消防嘱託員活用費の内容と実績について伺います。

◎渡邊和利消防本部総務課長 
 消防署に勤務する嘱託員2名の報酬と社会保険料になります。2名とも消防署を退職された方で、業務としましては、消防署の受付などの事務補助だけでなく、在職時の知識と経験を生かした救命講習、消防訓練指導のほか、火災予防運動などの啓発ポスターの配布、雑草調査などに従事しています。
 このように、嘱託員を活用することで職員の負担を軽減し、効率的な業務を行うことができました。
 ちなみに、平成23年度は2人で救命講習に121回従事しています。
 以上でございます。

◆早川喬俊委員 
 決算説明書271ページ、10款1項3目、260細目学校図書館司書活用事業費(緊急雇用)を聞いていきます。
 国の緊急雇用対策としての常設司書の活動状況と配置した成果について伺います。

◎出口修学校教育課主幹 
 常設司書につきましては、配置した学校で子供たちの調べ学習に役立つ図書を計画的に準備したり、学校図書館の環境を整備したり、司書教諭や図書主任と連携して読書週間や読書集会などを企画、運営し、学校図書館の効果的な活用を図りました。
 成果といたしましては、低学年の児童には読書週間中に読み聞かせやブックトークなどを通して本の魅力を伝えることができた、中高学年には調べ学習の際に調べたい本や探し方などを適切にアドバイスしていただいた、年間の本の貸し出し数が増加し、本に親しむ子供が増加したといった声が配置校から届きました。
 以上でございます。

◆早川喬俊委員 
 本年度、この事業は廃止されていますが、それにかわる読書活動推進の対策について伺います。

◎出口修学校教育課主幹 
 本年度は常設司書はありませんが、これまで6人だった巡回司書を平成24年度からは10人にふやし、各校を訪問する回数や時間の確保に努めています。
 巡回司書の増員で豊川市の全小、中学校への訪問回数がふえることにより、学校図書館の利用指導や読み聞かせ、各校のボランティアの方々との連携を進めています。また、巡回司書が子供と触れ合う時間がふえることにより、子供にとって学校図書館に、より親しみを感じ、本を身近に感じることができるようになっています。
 以上でございます。

◆早川喬俊委員 
 15款2項1目1節総務管理費補助金並びに21款1項3目1節過料につきましては取り下げさせていただきます。

◆早川喬俊委員 
 私は、認定第2号 平成23年度豊川市東三河都市計画事業豊川西部土地区画整理事業特別会計決算の認定について、賛成の立場を表明します。
 なお、詳しい討論は本会議で行います。

平成24年 予算特別委員会(9月) − 0925日−01

◆早川喬俊委員 
 7款1項3目、160細目B−1グランプリ事業費につきましては、先ほどの堀内委員の質疑で理解しましたので、取り下げをさせていただきます。
 7款1項2目、095細目やる気満々商店街等事業費補助金ですが、当初予算額として300万円が計上されておりましたが、今回、2497,000円の増額補正を行った経緯について伺います。

◎鈴木高商工観光課長 
 当初予算の算定時におきましては、初年度ということもありまして、事業規模の大小を合わせて5団体程度から手が挙がればと見込み、300万円という予算額で御承認をいただいておりました。
 しかし、実際に募集をしましたところ、予想をはるかに上回る九つの団体から申請をいただき、補助希望額の合計が当初予算額の約2倍となりました。申請をいただいた内容を厳正に審査いたしましたが、みずからの活性化、地域のにぎわい創出のため、やる気満々となって創意工夫を凝らしながら、新たな事業に取り組もうとしている点で、いずれも甲乙つけがたく、最終的に7団体の採用予定といたしました。その結果、当初予算300万円に対して2497,000円が不足することになり、増額補正をお願いするものでございます。
 なお、不採択となる2団体につきましては、事業の新規性が比較的弱いこと、また、事業熟度が比較的低いなどの理由から、採択を見送るものでございます。
 以上です。

◆早川喬俊委員 
 それでは、どのような事業を採択する予定か、概要について伺います。

◎鈴木高商工観光課長 
 採択する予定の事業としましては、最近流行しております商店街を中心とした飲み歩き、食べ歩きイベントを始め、昔ながらのかごかきを再現したり、錦絵を展示したりして江戸時代の雰囲気を醸し出したイベント、特産の豊川豚を試食したり、いなり寿司の早食い競争を催すイベント、カルチャーイベントなどを織りまぜた事業、着ぐるみを活用した商店街PRイベントなど、それぞれの地域ごとに工夫を凝らした集客イベントが中心となっております。
 特に、来る10月4日木曜日に豊川稲荷周辺で開催されます豊川商業再発見イベントどっいいとよかわにつきましては、市内各商店街振興組合で組織されました豊川市商店街連盟が主催となり、豊川市や豊川商工会議所、豊川市観光協会、ひまわり農業協同組合などが後援する1日限りの食べ歩き、飲み歩きの大変ユニークなイベントでございます。議員の皆様におかれましても、ぜひとも御参加をいただいて、豊川市の商業を一緒に盛り上げていただきたいと存じます。
 以上でございます。

◆早川喬俊委員 
 私も緑風会で、近隣市で行われておりますToyoはしごナイトとかカリアンナイトの方へは、毎回メンバーとともに視察というか、参加させてもらっておりますし、今回の10月4日も緑風会のみんなで行きたいと考えておりますが、この補助事業は市長のマニフェスト事業に位置づけられておりまして、事業の趣旨であります、にぎわいあふれるまちづくりに賛同いただいた商店街などから多くの事業提案を受け、最終的には7団体が採択予定ということであります。各地域の方が、みずからの活性化のために創意工夫と新規性を持った事業を展開し、閉塞感を打開しようとする取り組みについては、私たちも応援すべきものと考えております。
 最後に、この事業の目指すところについてどう考えているのか伺います。

◎鈴木高商工観光課長 
 この事業の補助期間としては最長3年、補助率は1年目が9割、2年目が7割、3年目が5割としております。これは御提案いただいた事業について、一過性のイベントにとどまらず、継続していただくための自立的な運営を促すものでございます。
 11年目を迎えました、いなり楽市も、当初のころはお客さんがまばらで閑散としておりましたが、今では1回当たり2万人の集客イベントとなっております。これは試行錯誤と創意工夫を重ねるとともに、やはり、事業の持続性がポイントとなっております。地域の方による活性化策の展開につきましては大変ありがたいことではございますが、まずは、この3年間で持続可能なイベントへ育てていただきたいと考えております。
 以上でございます。

平成24年 第3回定例会(9月) − 0927日−06

◆早川喬俊議員 私は、認定第2号 平成23年度豊川市東三河都市計画事業豊川西部土地区画整理事業特別会計決算の認定について、賛成の立場から討論を行います。
 本地区は名鉄国府駅から非常に近いという立地条件にありながら、都市基盤が整備されないまま宅地化が進んだという非常に憂慮すべき地域であったことは皆さんも御承知かと思います。
 今回、討論をするに当たりまして調査をしてみると、売れずに残っている保留地が多くあることが、まず目にとまりました。区画整理課ではホームページや広報でのお知らせ、そして折り込みチラシを入れるなど、それなりの宣伝活動をしているとは思いますが、平成15年度から平成23年度までに売り出した保留地が14区画売れ残っているようです。民間のように価格の決定などに自由裁量もありませんので、保留地の処分には職員の方も苦しいところがあるとは思いますが、市場動向に目を向けながら、保留地の完売に向けて引き続き頑張っていただきたいと思います。
 また、現地に行ってみて感じることは、何と言っても、この区域内を南北に縦断している八幡線が、姫街道の手前で工事が進んでいないことです。この道路で姫街道から地区の中に直接入ることができるかどうかは、とても大きな影響があると感じ、また、先ほどの保留地の売れ行きがよくなることも期待できます。ぜひ、この八幡線を早期に完成させていただきたいと思いますし、私たち議員もできる限りの応援をしていきたいと考えております。
 平成23年度の主な事業内容を見てみますと、整地工事が約3.3ヘクタール、道路築造工事が約1.2キロメートル、その中で、大池線では歩道も153メートル整備されました。この工事によって、片側ではありますが大池線の歩道がつながり、子供たちの通学時などの安全性が向上しました。また、建物移転補償が8件行われています。進捗率は事業費ベースで75%を超えていると聞いています。
 豊川西部土地区画整理事業は平成11年度から本格的な工事に着手し、以来、西古瀬川の河川改修や雨水調整池などの工事も進み、宅地の造成や生活道路の整備、そして、上下水道、都市ガスなどのライフラインの整備もあわせて進められてきました。また、散歩やウォーキングを楽しむ市民の姿も多く見られる西古瀬川の散策路や堤防には、河津桜、通称八幡桜もあり、私も地元の皆様とボランティアとして大切に八幡桜を育て、河川敷の草刈りなどを行っておりますが、桜も年を追うごとに立派に成長し、きれいに花を咲かせるようになりました。10年後、20年後には佐奈川や桜トンネルと並ぶ新たな桜の名所となるのではないかと楽しみにしております。そして、地域住民の方々が参加したワークショップによってつくられたくすのき公園などは近隣住民の憩いの場となっており、子供たちの笑い声が響き、住宅市街地にとってふさわしい住環境が順次整い、住宅の建設が着々と進んでいます。
 これらのことによりまして、平成23年度末の市街化率は約58%となり、1年間で2%近くも上昇しています。このことは、この事業の目的である住宅地としてふさわしい良好な住環境の整備、そして、健全な市街地形成に大きな成果が認められているものと評価できます。
 今後も、より一層事業の積極的な展開を図っていただき、地区全体が早期に快適な住宅地として完了できることを強くお願いいたしまして、私の賛成討論といたします。
  (早川喬俊議員 降壇)